中国の不動産に関しては、色々な論議があるようですが、
実際に街の様子を見ていると、 マンションの建設や土地の開発が経済の発展や人口の増加の速度を明らかに超えているのに、 マンションの価格が相変わらず高い値段を維持しているので、素人目にもかなり疑わしく感じます。 さて、桂林市内から西に車で20分ほどのところに、臨桂県という街があります。 桂林市内は観光地のため、開発にいろいろ制限があるようで、 桂林の経済の発展を目的として、最近桂林市政府は、この臨桂県の開発に力を入れています。 その様子がなかなか興味かったので、レポートします。 (※上の写真)臨桂の中心部を少し外れると、空の広い開発中のエリアになります。 にほんブログ村 →中国経済に関する真面目な記事は、にほんブログ村から! 発展途上か、それともゴーストタウンか。 前述のように、桂林政府は、桂林市の臨桂県の開発に力を入れています。 そうです、中国は市>県となります。 さて、恐らく開発を後押しするためでしょう、最近桂林の市政府が、桂林市内から臨桂県へと移りました。 そしてこちらが新・桂林市政府! パッと見東京にあっても違和感のないような、立派な建物です! とはいえ、まだ工事中・未完成のよう。 完成した場所で業務を行っているのか、それとも暫時別の場所で行っているか、 その辺詳しいことは、ちょっとわかりかねます。。。 開発計画はまだまだ続く さて、今回仕事上の用事があってこの臨桂にある市政府付近まで来ましたが・・・、 そのついでに、周りをぶらぶらと回っていると、素人目にも明らかに違和感を覚えるものがたくさんあります。 その代表がこちら! あまり何枚も写真を撮っていないので、分かりづらいかもしれませんが、 どうやら博物館兼展示会場のようなもののようです。 この施設、どれくらい大きいかというと、明らかに東京ビックサイトとかよりはるかに巨大です。 博物館とはいっても、まだ建設中で、中に展示するものは恐らく決まっていないものと思われ。 そもそも、桂林は別に芸術都市でも経済特区でもなんでもないのに、 このような会場をわざわざ設けるメリットが、まったく思い浮かびません。 大体において、桂林市内のけっこう便利な場所に、割と大きめの展示会場的な施設がすでにあるので、 わざわざこんなに辺鄙なところに、もう一つ立てる意味が、桂林市の経済規模から考えて全くありません。 これぞ、中国4千年の不思議www (※上の写真)ちなみに、市政府の近くには、シェラトン(本物です)があります。中はとってもおしゃれ。でもガラガラ。政府関係者が宿泊するために誘致したのかもしれません。 まとめ 上に挙げたのはほんの一例です。 マンションなどもちらほら立っていますが、ほとんど空家のようです。 買う人はいるものの、投資として位置づけられており、実際に住む人は少ないものと思われます。 実際、多くの新しい建物があるとはいえ、他には何もなく、少なくとも今のところは非常に不便です。 ガラス張りのオフィスビルのような建物もありますが、実際に企業はまだ入れる状況ではないようです。 ここから桂林市が発展していくのか、はたまた日本のバブルの遺産のようになってしまうのか。 答えは風の中です・・・。 (※上の写真)こうして開発は、まだまだ続くのであった。 にほんブログ村 →よろしければ、上のバナーをクリックお願いします!
by jose-saitama
| 2015-06-03 22:28
| 桂林の街と人々
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